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奈良県中西部にある計画地は新たに造成された新興住宅地の一角で、周りには古墳やため池が点在し、
古い集落と分譲地が混在している地域であります。
周辺状況としては、東・西・北面には分譲住宅が建っているが、
唯一南面は、約1.5m土地が下ってため池と農地が広がっており、視界を遮るものはありません。
さらに大阪との境に連なる生駒の山並みを望む事も出来、とても気持ちのいい景色が広がっています。
この景観をいかに取り入れ、庭と一体化させながら家族の絆が深まるような空間造りをテーマにしました。
南面の眺望を取り入れた配置計画。
眺望のいい南面に対し、建物をL型に開く事で、各部屋に緑・光・風・風景を取り込みます。
大屋根に集まって住む。
建物形状は、南北方向に長い長方形2つを上下・左右にずらして配置。
それぞれの建物は方流れ屋根とし、お互いが集まって重なり合う部分を切妻の大屋根としています。
その位置に玄関・階段を配置し、それぞれを繋ぐことで、お互いが集まって住むという事を認識します。
庭を効果的に配置します。
建物配置によって敷地に4つの空地が発生します。そこを色々な庭として楽しめるようにしました。
平面図
立面・断面
所 在 地 : 奈良県 北葛城郡
主要用途 : 専用住宅
延床面積 : 125.04㎡
構 造 : 木造
規 模 : 地上2階建
大阪府 枚方市において設計監理をしてきました、住宅リノベーションが工事完了を迎えました。
基本的にほぼ1件まるまるリニューアルさせていただきました。
昨年春より基本計画をスタートさせ、約1年。途中緊急事態宣言もあり、打合せを中断したこともありましたが、とてもワクワクする
設計・監理となりました。
外観について
木造2階建て
外壁は吹付タイル 屋根は瓦葺き という現況でした。
もう少しスッキリとスタイリッシュにしたいとのご要望を受け
外壁は黒のガルバリウム鋼板を既存の外壁の上に空気層を設けながら張りました。
屋根は、耐震を考慮して、ガルバリウム鋼板葺きにしています。
外壁・軒天の一部には木を使い、黒に合う自然塗料でアクセントを付けています。
正面は
こんな感じから
駐車スペースにはシャッターゲート
塀はコンクリート打ち放しを用いて雰囲気をガラッと変えてみました。
最近の必需アイテムの一つ、宅配ボックスも設置しています。
クライアントさんには大変好評で、近所の方々も驚かれているようです。
基本的なことは大きく変えなくても、素材や色、それらをバランスよく配置することでこれだけ変えることができます。
また追々紹介させていただきたいと思います。
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