耐震診断
木造住宅の耐震診断で奈良市内へ。
昭和52年に建てられた建物ということで、お施主さんも
どうなのか心配されてのご依頼です。
朝からまる一日かけて建物の調査を行いました。
各室の間取り、仕上げ、寸法を確認し、
まずは屋根裏へ。
近づけるところは何処までも。と、かなり狭く暗いところに入って
いきます。
梁を渡り、下地をつたって、複雑な体制をとりながら汗だく。。。
筋交いの位置、取り付け状況を確認していきます。
1階の天井裏も合わせて確認し、
最後に1階の床下へ。
以前、炭を敷かれたようで、乾燥に気を使われたご様子。
でも、よく見てみると。。
束石から束、土台にかけて一筋のラインが。。。。
蟻道です。
しろありが発生していたようです。
細かく見ていくと、根太・床板にも虫食いの跡が。。。
早速業者に連絡して、しろありの調査・対策をお願いしました。
思わぬ発見に、ご主人も見てもらってよかったとおっしゃっていました。
耐震診断調査と同時に建物の劣化調査も行えますので、
こんな機会に是非とも診断をお勧めします。
へとへとになりながら、現場を後に。
図面作成と耐震の計算に入っていきます。
もう少し筋肉痛ですが。。。
奈良・京都で木造住宅の耐震診断なら、
建築工房 at easeまで。。
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