光を映す床
春の特別拝観の期間を利用して、岩倉の実相院門跡まで行ってきました。
通常拝観の本堂以外に、書院も見せていただけました。
書院の茶室や寺宝も見ごたえありましたが、なんといっても
黒く塗られた床に外のもみじの新緑が映り、床一面が緑に輝く空間を
見るのが楽しみでした。
たぶん漆を塗っているのではないかと思うのですが、とても美しい空間でした。
暗い室内空間だからこそより鮮やかに見えるのでしょう。
立入り、写真撮影禁止なので、パンフレットで紹介します。
こんな感じです。 まさに、「床みどり」
秋はもみじが紅葉して真っ赤に染まるんでしょう。
この時期は床もみじと言うそうです。
その当時、この空間はどんな使われ方をしていたのか?
この緑と赤を楽しむために作った空間なのか。。。。。。。。。
ここは、室内でありながら、庭という空間なんだという風に実感しました。
こんな感じで外部空間を内部に取り込む手法があるんですね。
もちろんスペースに余裕がないと無理ですが。。。
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