気付かなくてはいけなかった事
身障者のリハビリ施設にて。
建物の耐震調査に伺い、調査をしていた時の事。
荷物が多かったので、廊下の隅に置いて調査開始。しばらくして、
女性が手摺伝いにこっちへ向かってきました。荷物にぶつかるので、「あぶない!」
声をかけましたが、その女性は、「 えっ、なに?どうしたんですか?」と
さらに向かってくるではありませんか。
そうなんです。この女性は視覚に障害をもたれており、障害物はまったく見えなかった
のです。 「はっ」 と気づき、すぐに手を引いて誘導してあげました。
もし荷物をおいたままその場を離れて作業していたら と思うと。。。。。
後の作業中、その事に気付かなかった事を反省し、ずっと後悔していました。
我々にとって、廊下の端や隅はあまり必要としないエリアですが、視覚障害者
の方にとって、端や手摺のある場所は歩くのにとても重要なエリアなんです。
皆さんも、手摺や点字タイルのある場所に何気なく物を置いたりしてませんか?
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